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「彼女ね、デートで豚キムチ頼むんすよ。しかも僕より食べるし(笑)」
そう話す男性会員様の顔が、もう、やわらかくてやわらかくて。
私はこの瞬間に「あ、この方は大丈夫だ」と確信しました。
婚活においてよくある落とし穴のひとつが、
好かれようとして、自分を小さくしてしまうこと。
特に女性の場合、デートのお食事で
「たくさん食べるところを見せたくない」
「キムチみたいな匂いの強いものは避けよう」
と気をつける方は少なくありません。
でも、この彼女は違いました。
食べたいものをおなか一杯食べて、それを彼に笑って話させてしまう。
そのナチュラルさが、彼の心をじわじわとほぐしていったんだと思います。

さらに驚いたのが、彼女と彼のご家族がいつの間にか仲良くなっていたこと。
彼の実家に招かれたり、共通の知人と食事をしていたり。
彼自身が「え、知らないところでそんなことが?」と笑うほど。
これ、実はとても大切なサインです。
お相手と仲良くなるだけでなく、
その人を取り巻く世界に自然と溶け込んでいける人は、
結婚生活でもうまくいくことが多いです。
押しつけがましくなく、でも確実に、縁の輪を広げていけるその自然体の姿勢が、
彼のご家族にも響いたのでしょう。
そして私が一番好きなエピソードが、仮交際中のある日のこと。
お別れ際、彼女がまだ帰りたくなさそうに
彼のシャツの裾をそっと掴んだというのです。
言葉にしなくていい。
駆け引きもしなくていい。
ただ、「もう少しだけ一緒にいたい」という気持ちが、指先ににじみ出てしまう。
こんなに素直な感情表現ができる人を、放っておける男性はなかなかいません。
案の定、彼はこの話をするとき、ちょっと照れくさそうにしていました(笑)。

婚活中のみなさんに、このカップルが教えてくれることがあるとしたら—
「好かれようとして頑張りすぎなくていい」ということではないでしょうか。
豚キムチを頼む勇気。
知らないうちに場に馴染んでしまう自然体。
帰りたくないという気持ちを隠さない正直さ。
そういうものが積み重なって、彼はどんどん彼女に惹かれていきました。
真剣交際、そしてご成婚へ。
おふたりは今、新しい生活を一緒に歩み始めています。
ご成婚、本当におめでとうございます。
このエピソードを読んで、「私も素直でいいんだ」と思ってくれる方が
1人でもいてくれたら嬉しいです。
ウィンクブライダル 山﨑
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